看護師の中には、病棟勤務で悩みを抱えている人もいます。特に、療養病棟で働いていて、仕事にやる気があまり出てこないで悩んでいる人は少なくありません。
もともと急性期病院で働いていた看護師が転職し、療養病棟で業務をしているときに多いパターンといえます。毎日の業務に変化が少ないのが問題になるようです。
療養病棟では、長い期間入院していることも多いです。基本的に療養病棟では在宅生活を目指してゆっくりと回復を目指す病棟です。そのため、特に大きな変化がないまま、毎日同じようにして看護を行っていれば良いという現場が多いのです。もしそれが原因でやりがいを見失ってしまったのであれば、考え方を切り替えることが重要になります。
何も変化がないのは患者さんにとって必ずしも良いことだけとは言えません。元気になりたいという意識を持ってもらえるようにすると、よりお世話をする意義が大きくなることでしょう。
そのために重要になってくるのが、コミュニケーションです。できるだけ患者さんから話をさせるように促すのが大切です。患者さんにしっかりとした意志をもたせるようにして、自分がさらにこれからどんなサポートをあすれば良いのかがわかるようにしましょう。
コミュニケーションを積極的にとり、会話を頻繁にすることで、自分がやったことに対して反応が返ってきます。それが業務に変化を生み出すきっかけになり、良い反応をしてもらえるように努力できるようになり、やる気もわいてくることでしょう。
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