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病棟でやりがいを感じるために必要なスキル

病棟看護師の仕事でやりがいを感じる瞬間は、何か月も入院している患者さんが回復していく姿を見ることができることでしょう。回復し退院にこぎつけることができれば、仕事にやりがいを感じることができます。

しかし、患者さんとうまくコミュニケーションをとることが出来ていなければ、やりがいや喜びにつながらない可能性があります。そのため、病棟で働くためのスキルとして身に着けておきたいのが、忍耐とコミュニケーション能力です。
急性期や回復期あるいは慢性期により、患者さんの心の中は違ってきます。ちょっとしたことに腹立たしさを感じて怒ったり無視したりしてくる人もいますが、様子をみながら忍耐強く接することが重要です。看護師側までヒートアップしてしまうと、患者さんが心を閉ざしてしまう可能性もあるため、常に穏やかで親身に寄り添う存在でいるのが良いでしょう。

信頼関係を築くことができれば医師には直接相談できないようなことを話してくれる患者さんもいるので、医師との橋渡し役を担うことができる可能性もあります。患者さんから信頼されると、普段よりもやりがいを感じることができるでしょう。

知識や技術を身に着けたら、スキルアップのために専門看護師や認定看護師の資格取得を行うとより仕事の幅が広がります。病棟看護師としてより高度な技術で患者さんへの対応ができるようになり、医師との連携も行いやすくなってこれまでと違った仕事を任されることもあるでしょう。仲間をサポートして協力しあいアドバイスもできるようになれば、よりやりがいを感じやすくなり患者さんへの対応も知識をもとに工夫できるようになります。